どうも、白足袋坊主です!
本日は日本の男性が白足袋を好んで履く理由を探っていきたいと思います。
目次
そもそも白足袋とは?
白足袋は日本固有の足先の割れた下着です。
平安時代の貴族が襪(しとうず)という先が割れていない足袋を履くようになったのが起源と伝えられています。
その後、雪駄や草履を履くようになった日本人の足もとに合わせて、鼻緒を挟むために二股形状になったとされています。
男性と白足袋の関係
現代で白足袋といえば、着物姿の女性の足元を飾る下着というイメージが根強いかとおもいますが、
男性でも足袋を愛用している人はたくさんいます。
昔は位の高い武士やお金持ちの商人が好んで白足袋を履いたとされています。
その名残からか、現代の日本でも白足袋を履く人には特徴を感じます。
- 和服を嗜む人
- 自社仏閣関係者
- 伝統芸能従事者
- 居合や弓道などの武道
- 舞踊や茶道などの習い事
白足袋を履く際には着物や道具が付随するケースが多く
白足袋は経済的に余裕のある男性に好まれて履かれる
傾向にあると思います。
白足袋は男性的な履き物?
行動的な男性が白足袋を履けば、1日履いた足袋の裏はくっきりと足型の汚れが、、、。
お坊さんが1日履いた足袋の裏を見たことがありますか?
その汚れをゴシゴシ擦って洗濯しなければなりません。
男のしつこい汚れを洗わなければなりません。
汚れのない足袋を毎日用意することは容易ではなく、
洗濯機にポイッ!と靴下を洗う要領とはいかないのです。
家内が下洗いをする手間は、綺麗な白足袋を保つには不可欠。
そう考えると手間のかかる白足袋は男性的な履き物と思えてならないのです。